【高校サッカー】記録で振り返る主要3大会の戦績|2000年度

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2000年度の高校サッカーを振り返る

サッカー界ではシドニーオリンピックでU-23日本代表が、1968年のメキシコ大会以来のベスト8進出、フル代表ではアジアカップで2大会ぶり2度目のアジア制覇を成し遂げた年でした⚽

この年は国見総体・国体・選手権の高校3冠を達成。特に選手権では決勝までの6試合で失点わずか1点と国見の強さが目立ちました。

それでは主要大会の記録を振り返ります。

全国高校総体(インターハイ)サッカー競技

                                  引用:2001高校サッカー年鑑

岐阜県で開催された2000年インターハイ。決勝戦は国見国学院久我山。国学院久我山が速いテンポのパス交換でリズムを作り1点を先制。後半は国見が反撃し逆転に成功。2-1で国見が勝利し7年ぶり3度目のインターハイ制覇となった。

青森山田は初のベスト4進出、八千代は4年連続千葉県勢ベスト4に貢献した。

高円宮杯 第11回全日本ユースサッカー選手権大会

                                  引用:2001高校サッカー年鑑

現在のプレミアリーグの前身大会として知られる全日本ユース選手権。高体連所属の高校サッカーチームとJCY所属のクラブユースチームがカテゴリーの枠を越えて対戦し、日本一を決める大会。

1989年から2002年までの出場権は高校チームが全国9地域の地域大会優勝チーム、クラブチームはクラブユース選手権の上位5チーム、その他に前年度の全日本ユースと高校選手権優勝チームの所属地域から1チームずつの計16チームが参加し、トーナメント方式で争った。

決勝戦は清水商業前橋商業の対決。点の取り合いとなったが清水商業5年ぶり5度目の優勝を飾った。国見は高校3冠(総体・全日本ユース・選手権)を狙ったが、1回戦で横浜F・マリノスユースに惜しくも敗れた。

第79回 全国高校サッカー選手権大会

                                           引用:2001高校サッカー年鑑

世紀をまたいだ開催となった高校サッカー選手権大会。決勝戦では大久保嘉人擁する国見草津東を3-0で振り切り、8年ぶり4度目の制覇。21世紀初のチャンピオンとなった。国見31年ぶりの総体・国体(単独チームで参加)・選手権の3冠を達成した。富山第一は2年連続、青森山田は総体に続きベスト4進出となった。

この年のピックアップ選手 ~輝きを放ち飛躍へと~

大久保 嘉人(おおくぼ よしと)

3冠獲得の立役者。インターハイ・選手権と得点王の活躍だった。セレッソ大阪に加入後、スペイン、ドイツへの海外リーグも経験。JリーグではJ1通算最多得点記録(191得点)史上初の3年連続得点王(2013年~2015年)など数々の記録を打ち立てた。フル代表でも活躍。2010年、2014年にW杯に出場した。

田中 達也(たなか たつや)

帝京のエース。1年時から試合に絡み、自身の成長にも繋げた。浦和レッズに加入後、レギュラーを獲得しゴール数も積みあげていった。2005年に右足首脱臼骨折の重傷を負ったが、復帰後もフル代表に選出されるなどチームに貢献した。

佐野 裕哉(さの ゆうや)

小野伸二2世とも呼ばれた天才。中学時代から世代別日本代表に選ばれるなど将来を嘱望された逸材。この年は清水商業の全日本ユース制覇に貢献。卒業後は東京ヴェルディや湘南ベルマールに在籍するが、怪我も多く、満足のいくプレーができずにJFLや地域リーグなど渡り歩いた苦労人だったが、サッカー愛を貫き現役生活を全うした。

エイト

他には川島永嗣や今野泰幸、田中隼磨などが活躍した年代でした⚽

今回は2000年度の振り返りでした。次回もお楽しみに!

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