【2025年最新】知っておきたい競技者の用具ルール完全ガイド|準備が試合をスムーズに進める第1歩⚽|競技規則第4条

①「見落としがちなルール!?競技者の用具が試合で大事な理由」
サッカーの試合では、ボールさえあればプレーできる──そんなイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
しかし、実はプレーヤーが身につける用具にも細かなルールが定められており、それが試合の安全性や公平性を守る重要な役割を果たしています。
ピアスや時計といった装身具がNGなのは有名ですが、テーピングの色やすね当ての付け方、ユニフォームの下に着るインナーの色まで決められているのをご存知ですか?
この記事では、サッカー競技規則の第4条「競技者の用具」について、最新のポイントとともに分かりやすく解説します!
💡サッカーの競技者の人数やキャプテンオンリーを詳しく解説した記事はこちら↓

②「安全第一!装身具や危険な用具は絶対NG」
サッカーの基本理念のひとつが「すべての選手の安全を守ること」。
そのため、試合中に身につける用具については、安全性に配慮した厳しいルールが定められています。
特に注意が必要なのが、装身具です。ネックレス、ピアス、指輪、ブレスレット、さらにはゴムバンドや金属がついたヘアアクセサリーなども、相手や自分を傷つける恐れがあるため着用禁止です。
よく「テープで覆えば大丈夫でしょ?」という声もありますが、テープで覆ってもNG です。
主審は試合前や交代時にこれらの確認を行い、もし身につけていた場合は外すまでプレーできません。拒否したり、外さずにプレーを続けた場合は、警告の対象になります。
安全のために定められたこのルールは、どんなレベルの試合でも徹底されるべき大切なポイントです。
③「これが必須!サッカー選手の基本5アイテム」
サッカーの試合に出場するためには、必ず身につけなければならない用具があります。
これらは安全性と公平性を守るために定められた「基本5アイテム」と呼ばれるものです。
✅ シャツ(ユニフォーム)
必ず袖がついていること。背番号が確認できるデザインが原則です。
✅ ショーツ(パンツ)
動きやすく、ユニフォームの一部として規定されます。ゴールキーパーのみ長ズボンが許される場合があります。
✅ ソックス(ストッキング)
すね当てを完全に覆う長さのものを着用します。
✅ すね当て(シンガード)
安全のために必須。厚さや素材に明確な規定はありませんが、十分な保護が求められます。
✅ 靴(シューズ/スパイク)
サッカー専用のもの。芝や土などのピッチに合わせたものを選びます。
これらのいずれかが欠けている場合、試合に出場することはできません。試合中に外れてしまった場合も、すぐに正しく着用し直す必要があります。
「サッカーはボール1つあればOK!」と思いがちですが、この5アイテムは必ず揃えておきましょう!
④「見分けやすさが命!ユニフォームの色にもルールあり」
サッカーでは、選手同士・ゴールキーパー・審判がそれぞれはっきりと見分けられるように、ユニフォームの色に関するルールも定められています。
ポイントは次の通りです:
🔷 フィールドプレーヤー同士の色、審判服と色が被らないこと
両チームのフィールドプレーヤーは、正面から見ても背面から見ても識別できる色にします。
🟢 ゴールキーパーは両チームの選手、審判とも異なる色
ゴールキーパーは味方・相手選手や審判とかぶらない色で、目立つことが求められます。
⚫ アンダーシャツ・タイツの色も規定あり
シャツの下に着る長袖や、ショーツの下に履くタイツも、見える部分は上に着るユニフォームの主な色と同じでなければなりません。例えば、白いユニフォームならインナーも白で統一する必要があります。
見やすさは試合のスムーズな進行に直結するため、色のルールもとても重要です。試合前にしっかり確認しておきましょう!
⑤「これもOK?特例として認められる用具たち」
必須の基本用具以外にも、特定の条件を満たせば着用が認められる用具があります。
これらは安全性や公平性を損なわないことが大前提です。
例えば、以下のようなものが許可されています:
🧤 ゴールキーパー用グローブ
安全であり、ボールを扱うためのものなので問題ありません。
🦺 ヘッドギア・フェイスマスク・プロテクター類
怪我防止や治療後の保護用として、柔らかい素材で作られたものに限り着用できます。硬い素材や角ばった形状のものはNGです。
👳 ヘッドカバー
ヘッドカバーも、一定の条件(安全性・ユニフォームの色との調和・過度に大きくない)を満たせば許可されます。
📈 EPTS(電子的パフォーマンス・トラッキングシステム)
GPSや心拍計などの機器も、主催者が認めた安全基準のものなら着用可能です。
これらの用具も必ず事前に主審に確認しておくのがベストです。安全で目立ちすぎず、ルールに沿ったものを選びましょう。
⑥「違反したらどうなる?用具チェックとペナルティ」
サッカーの試合では、選手の用具が安全で正しいかどうかを主審が確認する責任があります。
違反が見つかれば、プレーを止めて対応が求められます。
✅ 試合前や交代時のチェック
試合開始前に主審が目視で確認します。違反があれば、その場で直すか、外さなければプレーできません。
✅ 試合中に発覚した場合
プレーが止まったときに正す、もしくはフィールドの外に出して正しい用具に直してから復帰させます。
✅ 復帰の条件
用具を正しく直したあと、主審の許可を得れば試合中でも復帰可能です。プレー中に主審に合図してから戻るのがルールです。
✅ 無断でフィールドに戻った場合
主審の許可を得ずに勝手に復帰した場合は、警告(イエローカード) が出されます。
安全を守るためのルールですので、主審から指摘されたら素直に従い、速やかに対応することが大切です!
⑦「これってOK?NG?競技者の用具Q&A」
選手や指導者からよく寄せられる「これって大丈夫?」という疑問に答えます!
Q1. ピアスやネックレスはテープで覆えばOK?
A. ダメです。
テープで覆っても危険性があるため、必ず外してください。
Q2. ソックスの上から別の色のテーピングを巻いてもいい?
A. 基本的にはNG。
テーピングやバンドもソックスと同じ色でなければなりません。
Q3. インナーシャツに好きな色を着ても大丈夫?
A. ダメです。
シャツの袖と見える部分の色を合わせる必要があります。
Q4. スマートウォッチやフィットネストラッカーは着けていい?
A. 選手はNG。
主催者が許可したEPTS機器以外は着用できません。役員が着ける場合も条件があります。
Q5. ゴールキーパーは長ズボンを履ける?
A. OKです。
ただし安全で、相手や自分の動きを妨げないものに限ります。
意外と知らない細かいルールも多いですが、安全と公平性のために定められています。迷ったら主審や大会主催者に確認するのが一番です!
⑨「準備が試合をスムーズに進める第1歩!安全で正しい用具で試合に臨もう」
サッカー競技規則第4条「競技者の用具」は、一見地味に見えるルールですが、選手の安全と試合の公平性を守る大切なルールです。
必須の5アイテムを正しく揃え、危険なものは身につけず、色のルールや最新の規定にも注意することで、試合当日にトラブルなくプレーできます。
💡 実務で役立つチェックポイント
- ✅ 試合前日にユニフォーム、短パン(ショーツ)ソックス、すね当て、シューズを確認する
- ✅ 装身具(ピアス、ネックレス、時計など)はすべて外す
- ✅ インナーシャツやテーピングの色をユニフォームに合わせる
- ✅ ヘッドカバーやEPTS機器を使う場合は事前に主催者・主審に確認する
- ✅ 試合前の用具チェックで指摘されたらすぐに対応する
選手だけでなく、監督や保護者、チームスタッフもこのルールを知っておくことで、安心して試合に臨めます。
準備の段階から勝負は始まっています!安全・正しい用具で、最高のパフォーマンスを発揮しましょう!
💡初心者も経験者もこれ一択!サッカー用語をまとめた辞典機能のある記事はこちら↓(この記事で出てきた用語もあります)



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