サッカーボールのルール、知ってる?W杯公式球の歴史&おすすめボールまとめ|競技規則第2条

目次

①サッカーボールなしでは始まらない!ルールと歴史を知ってもっと楽しもう

サッカーの試合に欠かせない主役のひとつが、もちろん「ボール」です。
実は、このボールにも国際サッカー連盟(FIFA)が定める厳密なルールがあり、大きさや重さ、素材まで細かく規定されています。

さらに、サッカーボールは時代とともに進化を遂げ、特にワールドカップ公式球は毎回大きな話題に。デザインや性能に込められたストーリーも知ると、観戦もプレーももっと楽しくなります!

この記事では、サッカー競技規則第2条 「ボール」をわかりやすく解説しつつ、歴代W杯公式球の魅力やおすすめのボールもご紹介します。

💡サッカーボールと切り離せないサッカーフィールドの解説記事はこちら↓

②意外と知らない?サッカーボールのルールは意外と細かい!

サッカーボールはただ丸ければいいわけではありません。
FIFAが定める競技規則「第2条」には、ボールのサイズや重さ、空気圧、素材にいたるまで、公式試合で使うための基準がしっかり決められています。

📋 サッカーボールの規格(競技規則第2条)

項目規定内容
周囲(円周)68 cm 以上、70 cm 以下
直径(参考)約 21.65 cm 〜 22.29 cm
重さ(試合開始時)410 g 以上、450 g 以下
空気圧海面上で 0.6 〜 1.1 気圧(600〜1,100 g/cm²)
素材革またはその他の適切な素材
形状球形(真円に近いこと)
認証マーク(FIFA QUALITY PRO などの認証推奨)

③W杯公式球の進化に注目!ボールが描いたサッカーの歴史

サッカーの世界最高峰の舞台、FIFAワールドカップ。
実は、試合で使われる公式ボールも毎回進化を続け、デザインや性能が大会の象徴として注目されています。

ここでは、特に話題になった歴代の公式球をいくつかピックアップしてご紹介します!

テルスター

1970年 メキシコ大会

テルスターは、それまでの茶色い革のボールから一新され、白地に黒い五角形のパネルを組み合わせたデザインが登場しました。

このデザインは、当時普及し始めていた白黒テレビでもボールが見やすいように考案されたものです。
20枚の白い六角形と12枚の黒い五角形の計32枚のパネルを縫い合わせた構造は「バッキーボール構造」とも呼ばれ、その後のサッカーボールの定番デザインとして世界中に広まりました。

トルコロール

1998年 フランス大会

トリコロールは、W杯史上初めてカラーのデザインが施されたボールとして、大きな注目を集めました。

従来の白と黒だけのボールから、フランス国旗の「青・白・赤(トリコロール)」をイメージしたデザインが採用され、青い炎のようなグラフィックが白地に美しく映えています。
「トリコロール」とはフランス語で「三色旗」を意味し、開催国フランスの誇りと情熱を表現しています。

ジャブラ二

2010年 南アフリカ大会

その特徴的な名前「ジャブラニ」は、ズールー語で「祝う」という意味があり、開催国・南アフリカの喜びと熱気を表現しています。

「革命的な飛び方」が賛否を呼びました。空力特性が従来と異なり、無回転シュートでは予測不能な軌道になることもあり、多くの選手からは「飛びすぎる」「変化が激しすぎる」との声が上がり、話題に。

ブラズーカ(ファイナル・リオ)

2014年 ブラジル大会

名前の「Brazuca(ブラズーカ)」は、ブラジルの人々の誇りや情熱、陽気さを表すスラングから名付けられました。

ブラズーカは、革新的なパネル構造(6枚パネル)と特殊な表面加工により、安定した飛行性能と優れたグリップを実現。

アル・リフラ

2022年 カタール大会

「アル・リフラ(Al Rihla)」とはアラビア語で「旅」という意味で、選手やファン、そしてボール自身が紡ぐ“旅”の物語をイメージして名付けられました。

デザインは、カタールの伝統的な船「ダウ船」や砂漠の風紋、国旗のカラーなどからインスピレーションを得て、鮮やかでモダンな赤・青・黄色のストリークが施されています。

空力性能や正確性もさらに進化し、最新技術が詰め込まれた1球です。

これから買うならコレ!おすすめサッカーボール3選

✅ 試合で使える本格派

FIFA Quality Pro認定試合球
公式試合でも使われる本格仕様。高い耐久性と飛行安定性で、蹴り心地も抜群です。試合志向の方におすすめ!

✅ 練習用にぴったり

耐久性重視のトレーニングボール
人工芝や土のグラウンドでもガンガン使える耐久性が魅力。毎日の練習や部活に最適です。

✅ 小学生向け

軽量タイプのジュニアボール
計量タイプで扱いやすく、足腰への負担も少ないので子どもや初心者にぴったり。

ボールは友達!|サッカーボールを大切にするために

サッカーボールは見た目こそシンプルですが、そこには細かなルールや技術が詰まっています。競技規則で定められた規格を知ると、普段何気なく見ていたボールへの見方も変わるはずです。

さらに、歴代W杯公式球には、それぞれの時代や開催国の文化が込められていて、眺めるだけでもワクワクしますよね!
ぜひ、お気に入りのボールを手に入れて、蹴って、触って、その魅力を体感してみてください。

ボールの知識を深めることで、サッカー観戦もプレーも、もっと楽しく、もっと特別なものになるはずです!

💡初心者も経験者もこれ一択!サッカー用語をまとめた辞典機能のある記事はこちら↓(この記事で出てきた用語もあります)

エイト

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