【高校サッカー】記録で振り返る主要3大会の戦績|2002年度

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2002年度の高校サッカーを振り返る

2002年は日韓共催W杯が開催され、日本中がサッカーに熱狂した年となりました。開催国の日本がベスト16に進出した一方、韓国はベスト4となり日本国民にとっては悔しさも残る結果となったのではないでしょうか。ベッカム選手のソフトモヒカンやロナウド選手の大五郎カットといった髪型なども話題となりました。

高校サッカーもW杯の熱をそのまま引き継ぎ、各大会で熱戦が繰り広げられました。特に国見は3大大会全てで決勝に進出、全日本ユースでは連覇を達成するなど安定した戦いぶりが目立ちました。

それでは主要大会の記録を振り返ります。

全国高校総体(インターハイ)サッカー競技

引用:2003高校サッカー年鑑

茨城県で開催されたインターハイは超名門校対決。国見が先制し優位に試合を進めるが、帝京が逆転勝ちで20年ぶりのインターハイ制覇となった。ベスト4には清水商業多々良学園が進出した

高円宮杯 第13回全日本ユースサッカー選手権大会

引用:2003高校サッカー年鑑

現在のプレミアリーグの前身大会として知られる全日本ユース選手権。高体連所属の高校サッカーチームとJCY所属のクラブユースチームがカテゴリーの枠を越えて対戦し、日本一を決める大会。

1997年から2002年までの出場権は高校チームが全国9地域の地域大会優勝チーム、クラブチームはクラブユース選手権の上位5チーム、その他に前年度の全日本ユースと高校選手権優勝チームの所属地域から1チームずつの計16チームが参加し、トーナメント方式で争った。

全日本ユース決勝はインターハイの雪辱を誓い連覇を目指した国見と3試合12得点で決勝へ進んできた星稜の対決となった。試合は国見が4得点を挙げて快勝。見事連覇を達成した。ベスト4には総体に続き多々良学園室蘭大谷が3大大会では道勢としては久々の進出となった。ベスト4は高校チームが独占した。

第81回 全国高校サッカー選手権大会

選手権決勝は準決勝までの4試合を選手権15連勝で勝ち上がり、戦後初の3連覇を目指した国見と、準決勝までの5試合を1失点と安定した戦いで勝ち上がった市立船橋の対戦となった。

全日本ユース1回戦では国見がPK勝ちと市立船橋は雪辱に燃える試合だった。試合はここまで安定していた市立船橋の守備陣が国見の攻撃を0で完封し、3大会ぶり4度目の全国制覇を成し遂げた。国見も3大大会全てで決勝に進出し、3冠達成や選手権3連覇まであと一歩というところまで迫った。

ベスト4には桐蔭学園滝川第二が進出した

この年のピックアップ選手 ~輝きを放ち飛躍へと~

小川 佳純(おがわ よしずみ)

選手権で優勝した市立船橋の主力メンバー。決勝戦で放ったミドルシュートで市立船橋の優勝を手繰り寄せたと言っても過言ではない。卒業後は明治大学から名古屋グランパスエイトに所属。長年レギュラーとして活躍し、引退後は指導者として活躍している

柴崎 晃誠(しばさき こうせい)

国見の黄金期を支えた国見が生んだ国見っ子。国見で数々のタイトルを獲得し、国士館大学からJリーグへ。東京V川崎徳島広島と移籍を経験した。元日本代表

成岡 翔(なるおか しょう)

名門・藤枝東では無冠だったが、世代別の日本代表に選出されるなど将来を嘱望されていた逸材。磐田に入団後はレギュラーを獲得し、福岡新潟への移籍も経験。

エイト

他には2年時の平山相太、カレン・ロバート、増嶋竜也などが活躍した世代でした!

今回は2002年度の振り返りでした。次回もお楽しみに!

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