「【日本ハムトレード候補】清水優心・今川優馬の去就は?3つの仮想トレード案を考察

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プロ野球界で交換トレードが活発になる前触れか!?

シーズンが始まって間もない5月、プロ野球界では早くもビッグな交換トレードが話題になりました。
巨人の秋広優人&大江竜聖と、ソフトバンクのリチャードという大型トレードは、両球団の補強ポイントを突いた“動きのある”やり取りでしたね。

こういったトレードは、ただの選手の入れ替えではなく、チームの将来を見据えた戦略の一手。特に最近は、出場機会を失いつつある選手にとっても、「環境を変えて再スタート」できるチャンスになることが増えています。

そんな中、注目したいのが日本ハム。若手の台頭が続き、レギュラー争いは年々熾烈に。
一方で、投手・捕手・内野のバランスにはまだ課題も残っており、トレードでの戦力調整が現実味を帯びてきています

そこで今回は、日本ハムの主力クラスでありながらも去就が注目される清水優心今川優馬の2人を軸に、現実にありえそうな仮想トレード3パターンを紹介・個人的見解による考察をしていきます!

【候補案①】 清水優心(日本ハム)+金銭⇔木村大成(ソフトバンク)

■ チーム事情と狙いどころ

今季のソフトバンクは、シーズン序盤から「捕手問題」がクローズアップされています。というのも、長年正捕手だった甲斐拓也がオフに巨人へ移籍。これにより、2番手からの昇格が期待された若手捕手たちはまだ伸び悩み中。なかなか“正捕手を任せられる存在”が見えてこないのが実情です。

そこで候補に浮上するのが日本ハムの清水優心。経験豊富でリード面の評価も高く、ソフトバンクのような優勝争いを狙うチームには、**「安心して使える第2捕手」**が不可欠。まさにそのニーズにハマる存在と言えます。

一方の日本ハムはというと、捕手の序列が大きく変わりつつあります。昨季から田宮裕涼が一気にブレイクし、今季は郡司裕也が捕手として出場機会を増やし、直近では大卒2年目の進藤勇也が評価を上げ、Wユウヤが台頭してきたこともあり、清水は2022年から出場機会を大きく減らしている状況。その清水を他球団で活かしつつ、チームの穴を埋められる選手が手に入るなら…というのが自然な流れです。

その交換相手として浮かぶのが、ソフトバンクの木村大成。左腕の若手で将来性は十分ながら、現時点では一軍登板が少なく、競争の激しいソフトバンクでは出場機会が限られている存在です。

■ 選手の現状

  • 清水優心(28歳):プロ11年目。正捕手候補として期待されてきたが、現在は控えに甘んじる。守備・リード面の信頼感は高く、二軍では好成績を残しており“まだやれる”という声も多い。
  • 木村大成(21歳):2021年ドラフト3位。球速のあるストレートとキレのあるスライダーが持ち味。一軍登板経験は少ないが、育成次第でブレイクもあり得るタイプ。エスコンフィールドのある北広島市出身でまさに地元中の地元。道産子選手としてエスコンフィールドでのプレーを見てみたい。

■ このトレードのリアルさ

  • ソフトバンクは、甲斐の抜けた今こそ即戦力捕手の補強が必要。
  • 日本ハムは、競争が激化する中で左腕の層を厚くしたい

まさに「お互いの穴を埋めるトレード」で、再起を目指す清水にも、チャンスを求める木村にもプラスになりそう。
地味ながら成立してもおかしくないリアルなトレード案です。

【候補案②】 清水優心(日本ハム)+金銭⇔伊藤将司(阪神)

■ チーム事情と交換の狙い

阪神といえば、2023年にセ・リーグと日本一の栄冠を手にしたチームですが、2025年は捕手陣にやや不安要素が増えてきた印象があります。梅野隆太郎や坂本誠志郎が30代を迎え、若手捕手の台頭が欲しいところ。一方、投手陣の層は12球団の中でもトップクラスの陣容と言えるではないでしょうか。

その層の厚い投手陣にいるのが伊藤将司。2020年ドラフト2位で入団した技巧派左腕で、1年目から先発ローテーション入りし、3年間安定した投球を見せてきました。昨季は先発として思うような結果が残せず、リリーフ登板も経験。今季は今のところ出場機会を伸ばせていません。競争の激しい阪神では、埋もれてしまうリスクもあります。

一方、日本ハムの清水優心は先ほども紹介した通り、ポジション争いでやや後退気味。阪神は梅野や坂本ら経験豊富な捕手がいるとはいえ、どちらもベテラン寄りで怪我も多く、清水のような即戦力捕手が控えにいれば大きな安心材料になり得ます。

■ 選手の現状と評価

  • 伊藤将司(29歳):最速147km/hのストレートを軸に多彩な変化球を操る技巧派左腕。低めの制球力に優れ、心身面での動揺などを見せないポーカーフェイスも特徴。環境を変えることで更なる成長に繋げたいか!?
  • 清水優心:すでに紹介済みだが、捕手経験が豊富で、若手にとっても学びの多い存在。阪神のような優勝争いをするチームにこそ、控えの厚みとして必要。

■ このトレードのリアルさ

  • 阪神にとっては1軍捕手が明確な補強ポイント。
  • 日本ハムにとっては経験値のある左腕を喉から手が出るほど欲しい。

つまり、両チームが“いま足りないところ”を交換できるバランスの取れたトレード案。
伊藤の年齢・球速・タイプを考えると、ファイターズの投手育成力にフィットしやすく、個人としても更なるブレイクのチャンスが広がるかも?

【候補案③】 今川優馬(日本ハム)⇔長谷部銀次(広島)

■ チーム事情と補強意図

この案は、ちょっと意外性もありながらハマれば面白いタイプのトレードです。

まず広島ですが、今季はここまで安定した戦い方で好位置につけますが、右の長距離砲タイプが手薄。特に外野の一発型打者がやや足りておらず、スタメン争いも固定化されがち。

そこで浮上するのが今川優馬。見た目もプレースタイルもインパクト抜群の右の大砲候補ですが、今季はやや出遅れ気味で一軍定着には苦戦中。ただ、パンチ力と勝負強さには光るものがあり、環境が変わればもう一花咲かせる可能性も十分にあります。

一方の日本ハムは、リリーフ強化が引き続き課題。特に左のワンポイントやロングリリーフが不足しており、そこを埋められる投手が欲しいところ。広島の長谷部銀次は社会人出身の左腕で、昨季は二軍で安定した成績を残し、1軍デビューも果たした成長株候補。今後の伸びしろに期待した補強を行いたい。

■ 選手の現状と評価

  • 今川優馬(28歳):長打力に魅力あり、2022年は10本塁打と一定の存在感。ただ、守備や走塁で不安があり、スタメン定着にはもう一皮むけたいところ。
  • 長谷部銀次(26歳):トヨタ自動車出身で、球威のある速球を武器に打者を押し込むリリーフ左腕。環境を変え、一気に飛躍したい。

■ このトレードのリアルさ

  • 広島は右の長距離砲が欲しい
  • 日本ハムは左のリリーフが足りない

お互いの「足りない」をピンポイントで埋める形で、意外とWin-Winになりやすい案になるかもしれません。

両選手とも「一軍枠の狭間にいる選手」ですが、新天地ならチャンスを掴める可能性がある。
選手のキャリアにとっても、こうしたトレードが“転機”になることはよくあるのではないでしょうか。

【まとめ】~トレードは“再スタート”のチャンス~

今回取り上げた3つの仮想トレード案は、いずれも「控えに回っている選手」や「伸び悩んでいる若手」を中心にした、“環境を変えることでブレイクが期待できる”タイプのトレードです。

特に日本ハムは、若手が次々と台頭しており、ベテランや中堅どころの「埋もれている戦力」の活用が課題。そこに対して、明確な補強ニーズを持つ他球団とのマッチングが成立する可能性は十分にあります。

トレードは選手にとってはリスクでもありますが、裏を返せば「新しいステージで再起をかける大きなチャンス」。
実際にこの中から実現するケースがあっても、不思議ではない組み合わせばかりです。

【仮想トレード3案 比較表】

日本ハムの放出選手相手球団獲得候補日本ハムの補強ポイント相手球団の狙い
清水優心(捕手)ソフトバンク木村大成(左投手)左の中継ぎ・先発候補即戦力捕手が欲しい(甲斐移籍)
清水優心(捕手)阪神伊藤将司(左投手)経験値高い左腕控え捕手の補強
今川優馬(外野手)広島長谷部銀次(左投手)左のリリーフ層の底上げパンチ力ある右打者の補強

日本ハムは他にも堀瑞樹投手、上原健太投手、石川直也投手、福田俊投手、浅間大基外野手など他球団が獲得に動きそうな選手が在籍しているので近いうちにトレード成立の一報が入るかもしれませんね!

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