【高校サッカー】記録で振り返る主要3大会の戦績|1995年度

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1995年度の高校サッカーを振り返る

1995年はフル代表が初めてサッカーの母国イングランドで開催されたアンブロカップに参加し、サッカーの聖地と呼ばれるウェンブリースタジアムのピッチに立った瞬間でした。イングランド・ブラジル・スウェーデンの強豪国と対戦でき、貴重な経験となったはずです。

高校サッカーは選手権では、静岡学園鹿児島実業が4年ぶり7回目の両校優勝となり、インターハイでは習志野が、全日本ユースでは清水商業が優勝を果たしました。

それでは主要大会の記録を振り返ります。

全国高校総体(インターハイ)サッカー競技

引用:96高校サッカー年鑑

鳥取県で開催されたインターハイはどちらが勝っても初優勝となる対決となり、後のJリーガーとなる、福田健二、廣山望、御厨景などを擁する習志野西武台に快勝した。ベスト4には北陽高松商業が進出した。

高円宮杯 第6回全日本ユースサッカー選手権大会

引用:96高校サッカー年鑑

現在のプレミアリーグの前身大会として知られる全日本ユース選手権。高体連所属の高校サッカーチームとJCY所属のクラブユースチームがカテゴリーの枠を越えて対戦し、日本一を決める大会。

1989年から2002年までの出場権は高校チームが全国9地域の地域大会優勝チーム、クラブチームはクラブユース選手権の上位4チーム、その他に前年度の全日本ユースと日本サッカー協会推薦2チームずつの計16チームが参加し、トーナメント方式で争った。

高校チームとクラブチームの決勝戦となった試合は、清水商業が5-2で横浜マリノスユースを下して、3連覇を達成。4度目の優勝となり、全日本ユースでの勝負強さが際立つ結果となった。

第74回 全国高校サッカー選手権大会

引用:96高校サッカー年鑑

決勝までの5試合を2PK勝ちと苦しみながらも勝ち進んだ静岡学園と、2回戦で優勝候補の帝京を下して勢いに乗る鹿児島実業の一戦となった決勝戦は、両校譲らず4年ぶり7回目となる優勝旗を分け合うこととなった。準決勝でPK戦の末に敗れた東福岡は悲願の優勝まであと一歩届かなかった。初芝橋本のエース吉原は大会得点王となり、選手権での就職活動がコンサドーレ札幌入団へと至ることとなった。

この年のピックアップ選手 ~輝きを放ち飛躍へと~

平瀬 智行(ひらせ ともゆき)

選手権で優勝した鹿児島実業のエースFW。卒業後は柳沢敦、池内智彦らと鹿島アントラーズに入団。シドニーオリンピック予選ではゴールを量産し17得点。予選突破に大きく貢献した。元日本代表。

柳沢 敦(やなぎさわ あつし)

富山第一のエース。超高校級FWとしてJリーグ13チームからの争奪戦の末、鹿島アントラーズに入団。エースFWに成長し、数々のチームタイトル獲得に貢献した。日本代表にも選出され、国際Aマッチ58試合17得点。イタリアセリアAでの挑戦はリーグ戦無得点だったが、Jリーグ復帰後も活躍を続けた。

小島 宏美(こじま ひろみ)

東福岡の選手権2度ベスト4進出に貢献。ガンバ大阪に進むと入団3年目にレギュラーを獲得し、リーグ戦17得点とブレイク。その後は日本代表にも選出されたが、怪我の影響などもあり2009年に現役を引退した。

エイト

他には廣山望、砂川誠、吉原宏太、服部公太などがいた世代でした!

今回は1995年度の振り返りでした。次回もお楽しみに!

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