【完全保存版⚽】180語以上📘サッカー用語辞典|初心者・保護者・復習向け 五十音別まとめ【2025最新】図解・イラスト・動画も豊富で学びやすい💡随時更新中

⚽ 初心者も経験者もこれ一択!ルールも戦術もまるわかりサッカー用語集
サッカーを始めたばかりのお子さんや、クラブ活動で頑張るお子さんを応援している保護者の方の中には、
こんな疑問を感じたことがあるかもしれません。
- 「今の“オフサイド”って何がダメだったの?」
- 「“ハイプレス”ってどういうプレー?」
- 「“ボランチ”ってポジションの名前?」
実はサッカーは、専門用語がとても多いスポーツ。
しかも試合中には英語・カタカナ・略語が飛び交うため、初心者にとってはハードルが高く感じることも…。
🔰 そんな方に向けて「五十音順のサッカー用語辞典」をご用意しました!
このページでは、
子ども・初心者・保護者でもわかりやすいように、
サッカーにまつわる言葉を「五十音順」で丁寧に解説しています。
また、サッカー経験者やファンなどにも復習や再認識、新たな気づきといったコンセプトで見てもらえるような用語や解説も交えています。
- ✅ 試合中によく出てくる言葉
- ✅ コーチや実況が使う専門用語
- ✅ 観戦中に意味が気になる英語・カタカナ用語
- ✅ 認知度がまだまだ低い用語や新たな用語
などを、やさしい言葉と具体的な例文で紹介しています。
さらにはサッカーの基礎技術(キックの種類、トラップ、ドリブルなど)やルールの深掘り関連記事も多数投稿してますので、サッカーについて深く学べるコンテンツとなっています。
こんな方・こんな時におすすめ
- 子どもがサッカーを始めたばかりで、ルールや用語に自信がない
- 試合や練習をもっと深く理解したい保護者・サポーター
- サッカー用語を“今さら聞けない…”と感じている大人の方
- 子供自身にも見てもらいたい
- 改めての自分のサッカー知識の振り返り
- あれ?あのルール、こういう場合はどうだったっけ?
まずは気になる文字(ア行・カ行…)から、気軽にチェックしてみてくださいね。
読んでいくうちに、「なるほど!そういう意味だったのか」がどんどん増えていくはずです💡
図解やイラスト、動画も交えて解説するので、わかりやすく楽しく理解も深く学べます⚽

是非サッカーの知識を深めて楽しんでいってくださいワン!
💡サッカーの基本動作「止める」「蹴る」「運ぶ」の詳細とコツなどの解説記事はこちら↓

ア行のサッカー用語まとめ
🔤 アーリークロス(early cross)
意味:サイドから、ペナルティエリア付近に到達する前に(=早いタイミングで)ゴール前に送るクロスのこと。
相手ディフェンスが整う前にボールを入れるため、チャンスを作りやすい。
例文:アーリークロスを入れて味方のゴールをアシストした。
補足:
・「深い位置からのクロス(グラウンダーやライン際のクロス)」とは逆に、やや手前から早く放り込むのが特徴。
・守備陣が戻る前に攻撃を完結させられるので、カウンター気味の場面で有効。
・正確さとタイミングが重要で、高精度のキックが求めらます。

🔤 アイコンタクト(eye contact)
意味:味方選手と視線を合わせて意思疎通を図ること。
例文:「味方とアイコンタクトしてからスルーパスを出した。」
補足:声を出さなくても意図を伝えられるコミュニケーション手段です。
🔤 アイソレーション(isolation)
意味:特定の選手(主にドリブラー)を相手ディフェンダーと1対1になるように孤立させ、その能力を活かして突破させる戦術のこと。
例文:「左サイドでウイングをアイソレーションさせて突破を狙おう!」
補足:特にサイドで味方がスペースを空けてドリブラーを活かす場面で使われます。
🔤 アウトサイドキック(outside kick)
意味:足の外側(アウトサイド)でボールを蹴るキックのこと。
短い距離でカーブをかけたいときや、素早く方向を変えたいときに使います。
例文:「翼くんのパスはアウトサイドキックでカーブをかけてたね!」
補足:インサイドやインステップに比べて、正確さはやや難しいが、独特の曲がりやフェイントができます。
💡アウトサイドキックの蹴り方や特徴などの解説記事はこちら↓


🔤 アウェーゴール(away goal)
意味:ホーム&アウェー方式の2試合合計で勝敗を決める際、アウェーで決めたゴールに特別な価値を持たせるルールのこと。得点が同じ場合、アウェーで多くゴールを決めたチームが勝ち抜けます。
例文:「2戦合計は2-2だったが、アウェーゴールの差で勝利した。」
補足:欧州の大会などで長年採用されてきたが、近年は廃止されつつあります。
🔤 アシスト(assist)
意味: ゴールを決めた選手に対して、パスやクロスなど「得点に直接繋がる重要なプレー」で主にシュート前の「ラストパス」のことを言います。
例文: 「岬くんのアシストで翼くんがゴールを決めたね!」
補足: セットプレーからのパスでもアシストになることがあります。
🔤 アジリティ(agility)
意味: 「素早い動き」「方向転換の速さ」を表す身体能力。小学生のトレーニングにも使われる言葉です。
例文: 「ディフェンスのアジリティが高くて、すぐ反応してボールを奪った!」
補足:類義語として俊敏性、敏捷性などが挙げられます。
アジリティトレーニングの一例
マーカーやラダーを使用します
🔤 アタッキングサード(attacking third)
意味:ピッチを縦に3分割したときの、相手ゴールに最も近い3分の1のエリア。主に攻撃を仕掛けるゾーンのこと。
例文: 「アタッキングサードでの崩しの精度が試合のカギになるよ!」
補足:フィールド全体を「ディフェンシブサード」「ミドルサード」「アタッキングサード」に分けて考える戦術分析でよく使われます。

🔤 アディショナルタイム(additional time)
意味: 試合中にプレーが止まった分を追加する時間。
例文: 「アディショナルタイムに劇的なゴールが決まった!」
補足:以前はロスタイムと呼んでいました。

10分のアディショナルタイムを
表示する4thレフリー
🔤 アドバンテージ(advantage)
意味: 反則があったとしても、プレーを止めずに攻撃側に“有利な状況”が続くと判断されたときに試合がそのまま進行するルール。
例文: 「今ファウルされたけど、アドバンテージでそのまま攻めてたね!」
補足:その後のプレーが中断された時、守備側の反則に対するカード提示などが行われることがあります。

レフリーのジェスチャー例
🔤 アンカー(anchor)
意味: 守備的なミッドフィルダー(中盤)のポジション。チームの守備の支点としてバランスを取る役割。
例文: 「アンカーの選手が後ろでしっかり守ってくれてるから安心だね」
補足: アンカーは「守備の司令塔」とも呼ばれます。
🔤 アンダーラップ(underlap)
意味: 主にサイドの選手が、味方の外側(オーバーラップ)ではなく、内側(ピッチ中央寄り)から走り込む動きのこと。
例文: 「早田君は外側ではなく内側のスペースを使うためにアンダーラップを選んだね!」
補足: インナーラップは和製英語のようで英語圏ではアンダーラップで通じます。

🔤 イエローカード(yellow card)
意味:審判が選手に対して警告を与える際に提示する黄色いカード。
反則や不適切な行為に対する「警告」の意味で、2回提示されるとレッドカード(退場)になる。
例文:激しいタックルで相手を倒してしまい、イエローカードをもらった。
補足:
・イエローカードは累積すると次の試合に出場停止になる場合がある。
・遅延行為(わざと時間を稼ぐ)、異議、繰り返しの反則なども対象になる。
・提示された後も試合には出場し続けられるが、注意が必要。

🔤 インサイドキック(inside kick)
意味: 足の内側で蹴るパスやシュートの方法。小学生のパス練習でも基本となるキック。
例文: 「インサイドキックでしっかり味方にボールを送れてたね!」
補足:ボールの方向性を定めるのに一番適した蹴り方です(コントロールしやすい)
💡インサイドキック完全ガイドの解説記事はこちら!↓


足の内側(★の部分)で蹴る↑

🔤 インステップキック(instep kick)
意味:足の甲(インステップ)でボールを蹴るキックのこと。力強く遠くまで飛ばすことができるため、シュートやロングキックによく使われる。
例文:インステップキックで、強烈なシュートが決まった!
補足:
・正しいフォームで蹴ると、スピード・威力のあるボールが飛ぶ。
・初心者はつま先が下がらずに足の甲に当たらないことが多い。
・「インサイドキック」に比べて、正確さよりもパワー重視のキック。
💡インステップキックの蹴り方、コツなどを徹底解説!↓


インパクトの瞬間、蹴り足はしっかり伸ばし固定します。軸足のつま先はボールを飛ばす方向に向けます。

🔤 インターセプト(intercept)
意味: 相手のパスを途中で読み取ってカット(奪う)する守備のテクニック。
例文: 「ナイス!そのインターセプトで一気にカウンターにいけたね!」
補足:インターセプトからカウンターに繋がることがあります。
🔤 インテンシティ(intensity)
意味: 「プレーの強度」や「試合の激しさ」を表す言葉。最近はプロ選手の評価でもよく使われます。
例文: 「この試合、すごいインテンシティ高くて見応えあるね!」
補足: 難しければ“プレーの迫力”と覚えてOK。
🔤 インプレー(in play)
意味:試合中にボールがピッチ内で有効な状態にあること。つまり、審判が試合を止めていない間のプレー。
例文: 「ゴールポストに当たったボールはインプレーだから続けてプレーする必要があるね!」
補足:ボールがタッチラインまたはゴールラインを完全に越えるか、審判が笛を吹いて試合を止めるまではインプレー。逆に、試合が止まった状態を「アウトオブプレー(out of play)」と呼びます。
🔤 インフロントキック (in-front kick)
意味:足の内側(インサイド)と甲の中間あたり(インフロント)でボールを蹴るキック。
カーブをかけやすく、コーナーキックやカーブシュートで使われます。
例文:インフロントキックでカーブをかけて、ゴールを決めた!
補足:
・インサイドよりも強く、インステップよりもコントロールしやすいキック。
・ボールの下~側面を足のインフロント部分で斜めに蹴るとカーブがかかります。
💡インフロントキックの蹴り方やポイントを詳しく解説!↓


ボールの赤丸あたりの位置蹴ります。

🔤 ウイング(wing)
意味: サイド(タッチライン近く)で攻撃するポジションのこと。
例文: 「ウイングの選手がスピードで抜け出した!」
補足:三笘選手や久保選手が配置されやすいポジションです。

FWの外側の配置をウイングと言います。
🔤 ウォーミングアップ(warming up)
意味: 試合や練習の前に体をあたためてケガを防ぐ準備運動。アップとも言います。
例文: 「試合前にウォーミングアップしっかりやってたね」
補足:ウォーミングアップが試合でのパフォーマンスに影響することもあります
🔤 裏のスペース(space behind / space in behind)
意味:最終ライン(ディフェンダーの背後)とゴールキーパーの間にある空いたスペースのこと。
例文:「フォワードが裏のスペースに走り込んで決定機を作ったね!」
補足:ディフェンスラインが高い位置を取ると、裏のスペースが広がりやすく、そこにパスを出したりランニングすることでチャンスを作れる。特にスピードのある選手に狙われやすい。

🔤 エースストライカー(ace striker)
意味: チームで一番頼りにされる点取り屋。エースでありストライカー(FW)の中心選手。
例文: 「日向くんは完全にエースストライカーだね!」
補足:エースストライカーがいると心強いです。
🔤 エラシコ(elastico)
意味:アウトサイドとインサイドを素早く連続で使って、ボールを一瞬で逆方向に動かし相手を抜くドリブル技のこと。
例文:「翼くんのエラシコは見事で、相手ディフェンダーを置き去りにしたね!」
補足:ブラジルのロナウジーニョが得意としたフェイントです。
🔤 オーバーヘッドキック(overhead kick)
意味:ジャンプして体を後ろ向きに倒し、空中で足を上げて頭上より高い位置でボールを蹴る技のこと。アクロバティックなシュートの一種。
例文:「翼くんは見事なオーバーヘッドキックでゴールネットを揺らしたね!」
補足:「バイシクルキック」とも呼ばれることがあります。

🔤 オーバーラップ(overlap)
意味: 守備の選手(主にサイドバック)が攻撃に参加し、前の選手を外側から追い越していくプレー。
例文: 「サイドバックのオーバーラップでチャンスが広がった!」
補足:後ろの選手が前の選手を “外側から追い越すプレー”と覚えておけばOK。

🔤 オーバーロード(overload)
意味: 特定のエリアに味方選手を集めて数的優位を作り、相手を引き寄せる戦術のこと。
例文:「右サイドでオーバーロードを作って逆サイドへの展開を狙おう!」
補足:「過負荷・重ねる」という意味から転じて、攻撃側が意図的に一方のサイドに人を集めて相手守備を過密にさせるのが狙いです。
🔤 オープンスキル(open skill)
意味: 状況判断(周囲がどのような状況か)が必要な動き。
例文: 「オープンスキルを上げるには練習が必要だね」
補足: 判断力、決断力の精度を上げなければなりません。
🔤 オウンゴール(own goal)
意味:自分のチームのゴールにボールを入れてしまい、相手チームの得点になること。
例文:クリアしようとしたボールが味方のゴールに入り、オウンゴールになってしまった。
補足:守備のミスや不運によって起こる場合が多いです。
🔤 オフェンス(offense)
意味:攻撃。相手ゴールを目指してプレーすること。個人の守備・チーム全体の守りのことも含みます。
例文:「このチームのオフェンスには多彩なアイデアがある。」
補足:反対語は「ディフェンス(defense)」で守備を指します。

図のポジション配置だと主にMFとFWがオフェンスと言います
🔤 オフサイド(offside)
意味: 相手陣内でオフサイドラインより前でボールを受けようとしてしまったときの反則。
例文: 「ゴール決まったと思ったけど、オフサイドでノーゴールだった…」
補足:💡オフサイドのルールを図解やイラストで徹底解説!↓


オフサイド判定の例
🔤 オフサイドディレイ(offside delay)
意味:副審がオフサイドの可能性があるプレーでも、すぐに旗を上げず、プレーが完全に終わるまで判断を遅らせる運用のこと。
例文:「オフサイドディレイでプレーを見極めてから、旗が上がった。」
補足:オフサイドかどうか微妙な場合、ゴールや決定機につながる可能性があるのでプレーを続行し、後で判断が可能になるように判断機会を遅らせることです。(VARが導入されたことが要因です)
🔤 オフサイドトラップ(offside trap)
意味:守備側が意図的にラインを上げて、相手攻撃側をオフサイドの状態に陥れる戦術のこと。
例文:「完璧なオフサイドトラップで相手FWを封じた。」
補足:守備陣の連携が重要で、タイミングが合わないと裏のスペースを使われてしまうリスクも高いです。
🔤 オフサイドライン(offside Line)
意味:オフサイドが成立する基準となるラインのこと。守備側の最後尾から2人目の選手の位置を基準にして引かれる仮想的な線です。
例文:「守備ラインが高く、オフサイドラインも中盤近くまで上がっていた。」
補足:攻撃側の選手がこのラインよりもゴールに近い位置でボールを受けるとオフサイドとなります。

🔤 オフサイドポジション(offside position)
意味:攻撃側の選手がボールより前で、かつ守備側の最後から2人目の選手よりもゴールに近い位置にいる状態のこと。
例文:「彼はオフサイドポジションにいたが、プレーに関与していなかったため笛は吹かれなかった。」
補足:オフサイドポジションにいること自体は反則ではないが、その位置でプレーに関与するとオフサイドが成立します。

🔤 オフザボール(off the ball)
意味: ボールを持っていないときの動き。サッカーではこの動きも非常に重要。
例文: 「オフザボールの動きが良いと、パスもらいやすくなるね!」
補足:相手から離れたり、ディフェンスラインの裏に抜け出す動きなど。
🔤 オンザボール(on the ball)
意味:ボールを持っている状態、またはボールに関与しているプレーのこと。
例文:「岬くんはオンザボールでの判断が早く、相手に隙を与えないね!」
補足:反対に、ボールを持っていない状態を「オフザボール(off the ball)」と呼びます。
🔤 オブストラクション(obstruction)
意味:相手選手の進路やボールの移動を意図的に妨害する反則のこと。
例文:「ディフェンダーがボールに触れずに相手選手の進路に立ちはだかって妨害したからオブストラクションの反則を取られたね!」
補足:ルール上は「インピーディング(Impeding the Progress of an Opponent)」と呼ばれることも多く、近年のルールブックではこちらが正式な表記。
カ行のサッカー用語まとめ
🔤 カウンター(counter)
意味: 相手の攻撃を防いだ直後に、一気に逆襲する速攻のこと。
守備から攻撃に一気に切り替える「速い攻め」。
例文: 「ナイスカウンター!一気にゴールまで持っていった!」
補足:試合のスピード感が早まります。
🔤 カットイン(cut inside)
意味:サイドでボールを持った選手が、タッチライン際から中央方向に切れ込むドリブルのこと。
例文:「左サイドからカットインして右足でゴールを狙った。」
補足:特に「利き足と逆サイドのウイング」が得意とします(例:左利きの選手が右サイドからカットインして左足でシュート)。
🔤 カバーリング(covering)
意味: 仲間のミスや抜かれた場面を助ける守備の動き。
主にDFが、他の選手の裏を補う役割。
例文: 「石崎くんがすぐカバーに入ったから失点しなかったね!」
補足:カバーしあえることがチームワークを良くします。
1998フランスW杯日本対クロアチア 日本代表ディフェンスのカバーリング⚽
🔤 下部組織(youth academy / reserve team)
意味:プロクラブに所属する、トップチームの下の年代別チームや育成組織の総称のこと。
例文:「彼はクラブの下部組織出身で、トップチームに昇格した。」
補足:一般的に、U-18(ユース)、U-15(ジュニアユース)、U-12(ジュニア)など年齢ごとに構成されています。
🔤 間接フリーキック(indirect free kick)
意味: 相手の反則によって得られるセットプレーのひとつで、キックしたボールが“直接ゴールに入っても得点にならず”、ほかの選手が一度触れることで得点が認められるフリーキックのこと。
例文: 「間接FKだから、直接ゴールを狙ってもゴールにならないよ」
補足:💡間接フリーキックと直接フリーキックの違いを徹底解説↓


主審はこのまま2人目のボール関与が発生するまで手を上げ続けます
🔤 キーパーチャージ(goalkeeper charge)
意味:攻撃側の選手が、ボールを持っている(または取ろうとしている)ゴールキーパーに対して、過剰に体をぶつけて妨害する行為のこと。
例文:「ゴール前での激しい接触がキーパーチャージと判定された。」
補足:ゴールキーパーはゴールエリア内で特に保護されるため、ボールに正当にプレーしない接触はファウルになります。
🔤 キックオフ(kick-off)
意味:試合の開始、または後半・得点後の再開時にセンタースポットからボールを蹴り出すプレーのこと。
例文:「キックオフから一気に攻め込み、先制点を奪った。」
補足:両チームの選手は自陣にいなければならず、相手チームはセンターマークから一定距離(少なくとも9.15m)離れる必要があります。
🔤 キッズリーダー(kids leader)
意味:主に子ども(特に未就学児や小学校低学年)にサッカーの楽しさを伝え、基本的な動きや遊びを指導する指導者のこと。
例文:「キッズリーダーとして地域の子どもたちにボール遊びを教えている。」
補足:日本サッカー協会(JFA)が認定する「JFA公認キッズリーダー」という資格もあります。
🔤 キラーパス(killer pass)
意味:相手の守備を一気に崩し、決定的なチャンスを生み出す鋭いパスのこと。
例文:「三杉くんからのキラーパスが決勝ゴールを演出したね!」
補足:ディフェンスラインの裏や狭いスペースに通す、意外性や精度の高いパスのことです。
🔤 クライフターン(cruyff turn)
意味:足のインサイドでボールを後方に引いて方向転換し、相手をかわすターン技のこと。
例文:「彼はクライフターンでディフェンダーの重心をずらして突破した。」
補足:オランダの名選手ヨハン・クライフが生み出し、1974年W杯で披露したことで有名になりました。
🔤 グラウンダーパス(grounder pass)
意味:地面を転がるようにして味方に届ける低いパスのこと。
例文:「正確なグラウンダーパスで味方にパスが届いた。」
補足:強さとコントロールが重要で、味方がトラップしやすいパスです。
🔤 グラウンド(ground)
意味:サッカーなどのスポーツが行われるための屋外の競技場・運動場。ピッチ全体や施設を含めて指すこともあります。
例文:「試合前にグラウンドのコンディションをチェックする。」
補足:「ピッチ」はフィールドそのものを指し、「グラウンド」は施設全体や敷地を指す場合が多いです。
🔤 グリーンカード(green card)
意味:フェアプレーやスポーツマンシップを称えるために審判が提示するカードのこと。日本サッカー協会が主に子供向けに積極的な使用の推奨をしています。
例文:「相手選手を気遣う姿勢が評価され、グリーンカードが掲げられた。」
補足:イエローカードやレッドカードのように罰則ではなく、良い行いを讃えるものです。
🔤 クリーンシート(clean sheet)
意味: 試合で「失点ゼロ」で終えること。守備陣のがんばりの証。
※主にGKやDFへの称賛で使われます。
例文: 「今日の試合、相手に1点も取られなかった!クリーンシートだね!」
補足:クリーンシートで終えられれば試合に負けることはありません(PKによる勝敗決定の場合除く)
🔤 クローズドスキル(closed skill)
意味: 周囲の状況に影響されない「反復しやすい動き」。
たとえば、インサイドキックの練習などが該当します。
例文: 「今日はクローズドスキルを集中して練習してたみたいだね」
補足: 対になる用語「オープンスキル」は、状況判断が必要な動き。
🔤 クロス(cross)
意味: サイドからゴール前へと送る横方向のパスのこと。
ヘディングなどで合わせてゴールを狙う。
例文: 「いいクロス!惜しくもゴールにはならなかったけど形は良かったね」
補足: 「センタリング」と呼ばれることもあります。

🔤 ゲームメーカー(game maker)
意味: 試合全体をコントロールする選手。パスや判断力に優れ、攻撃の起点となる存在。
例文: 「翼くんはまさにゲームメーカー!ボールを預けると安心感があるね」
補足:自然とゲームメイカーにボールが集まりやすくなります。
🔤 ゲーゲンプレス(gegenpress)
意味:ボールを失った瞬間に、即座に全員で激しくボールを奪い返しにいく戦術のこと。
例文:「リヴァプールはゲーゲンプレスで相手に自由を与えなかった。」
補足:守備に切り替わった瞬間に相手のカウンターを封じ、さらに攻撃につなげることが目的です。
💡ゲーゲンプレスの特徴や考察記事はこちら↓

🔤 コーチング(coaching)
意味: 味方に対して声をかけて指示やサポートをすること。
「こっち!」「後ろ来てるよ!」など、試合中の声出しも含みます。
例文: 「ゴールキーパーのコーチングがすごく的確だった!」
補足: 小学生でも“いい声かけ”は大事なスキルのひとつ!
🔤 コーナーキック(corner kick)
意味:ボールが最後に守備側に当たってゴールラインを越えた(ゴールにならなかった)場合に、攻撃側に与えられるキック。
コーナーアークからゴール前へボールを蹴り入れ、得点を狙うプレー。
例文:味方が獲得したコーナーキックからヘディングシュートを決めた!
補足:💡コーナーキックの基本ルールや戦術などの詳細記事はこちら↓


ピッチ部分の4つ角(赤い部分)からコーナーキックを蹴ります。

🔤 ゴール(goal)
意味:ボールが相手ゴールラインを完全に越えたときに得点が認められるプレーのこと。
例文:「シュナイダーくんの強烈なシュートがゴール左隅に決まり、チームは先制点を奪ったね!」
補足:単純にサッカーゴールのことを指すこともあります。
🔤 ゴールエリア(goal area)
意味:ゴール前に設けられた長方形のエリアのこと。
例文:ゴールエリア内からゴールキックを蹴った。
補足:主な役割は、ゴールキックを蹴る行う位置基準のエリアです。

赤い部分がゴールエリアです。
🔤 ゴールキーパー(goalkeeper)(ゴールプレイヤー)
意味:ゴールを守る専門のポジションの選手のこと。手を使うことが許されている唯一のプレイヤーです。
例文:ゴールキーパーのビッグセーブでチームは失点を免れた。
補足:現代サッカーでは「足元の技術」や「ビルドアップ能力」も重視されるようになってきていることから「ゴールプレイヤー(GP)という概念も広まってきています。

🔤 ゴールキック(Goal Kick)
意味:相手チームの選手がボールをゴールライン(ゴールの枠外)から出したときに、守備側チームが自陣のゴールエリアから再開するプレーのこと。
例文:「相手のシュートが枠を外れたため、ゴールキーパーがゴールキックで試合を再開したね!」
補足:ゴールキーパー以外のフィールドプレーヤーが蹴ってもよいです。
💡意外と知らない?ゴールキックのルールやポイント解説記事はこちら↓


🔤 ゴールライン(goal line)
意味: ゴールの両端をつなぐ線。ボールが完全にこのラインを越えると「得点」または「ゴールキック/コーナーキック」になります。
例文: 「ボールがラインを割ったかどうか、ゴールラインがポイントだったね」
補足:三笘の1mmはゴールラインを割っていないという判定でゴールが認められました。

赤い線の部分がゴールラインです。
🔤 ゴールラインテクノロジー(goal-line technology)
意味:ボールが完全にゴールラインを越えてゴールインしたかどうかを正確に判定するための技術。
例文:「ゴールラインテクノロジーで、ボールがわずかにゴールラインを越えていたことが確認されたね!」
補足:高精度のカメラやセンサーを用いて、ゴールの判定ミスを防ぎます。

センサーやカメラでボールの位置を把握し、ゴールラインを完全に越えるとレフェリーの時計に信号を送る仕組み
🔤 コイントス(coin toss)
意味:試合開始前に主審がコインを投げて、両チームのキャプテンが表裏を選び、キックオフの方向やボールの保持を決める方法のこと。
例文:「コイントスに勝ったキャプテンは風上を選んだ。」
補足:試合前のフェアでランダムな決定手段として行われるます。
🔤 コンディション(condition)
意味: 体調・調子・疲労具合などを含めた「その日の状態」。
例文: 「今日は少しコンディションが悪そうだね。動きが重いかも」
補足:ピッチ状態のことを指したりもします。(ピッチコンディション)
サ行のサッカー用語まとめ
🔤 サイドチェンジ(side change)
意味: ボールをピッチの反対側(左右)へ大きく展開するパス。
相手守備のスキを突いて、攻撃を広げるテクニック。
例文: 「サイドチェンジで一気に流れを変えたね!」
補足: 小学生では少し難しいが、広く使われる戦術用語。
🔤 サイドハーフ(side half)
意味:中盤のサイド(右または左)でプレーする選手、ポジションのこと。
例文:サイドハーフがサイドを駆け上がり、クロスを上げてゴールを演出したね!
補足:サイドハーフはより守備的で中盤寄りの役割が強いです。

🔤 サイドバック(side back)
意味:ディフェンスラインの両サイド(右または左)で守備を担当するディフェンダーのこと。
例文:「サイドバックがゴール前に正確なクロスを送ったね!」
補足:4-4-2や4-5-1などのシステムで配置されます。

🔤 サポーター(supporter)
意味:チームや選手を応援するファンや観客のこと。転じて、足首や膝などを保護するための装具を指す場合もあります。
例文:「熱狂的なサポーターがスタジアムを埋め尽くした。」
補足:サッカー文化では「12人目の選手」とも呼ばれ、チームの力になります。
🔤 サポート(support)
意味: ボールを持っている選手の近くに動いて、パスを受けられる位置に入ること。味方の手助けをすること。
例文: 「松山くんがサポートに入ったから、うまくパスがつながったね!」
補足:コーチングでの声のサポートも立派なサポートです。
🔤 JFA(japan football association)
意味:日本におけるサッカー、フットサル、ビーチサッカー、eスポーツ(eFootball)を統括する統括団体で、日本代表チームや各種大会を運営・監督する機関のこと。
例文:「JFAは全国のサッカー普及や育成に力を注いでいる。」
補足:シンボル:「ヤタガラス(三本足のカラス)」がエンブレムです。
🔤 シザース(scissors)
意味:ボールの前で足を交互に大きく回してフェイントをかけ、相手をかわすドリブル技のこと。
例文:「連続したシザースで相手ディフェンダーを抜き去った。」
補足:相手の重心をずらし、逆を突くのが目的です。
🔤 シミュレーション(simulation)
意味:実際には反則を受けていないのに、ファウルを受けたように見せかける行為のこと。
例文:「審判は選手のシミュレーションを見抜いてイエローカードを出したね!」
補足:VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されてからは見抜かれやすくなり、減少傾向にあります。
シミュレーションを見抜かれると警告や退場処分の対象となります。
🔤 ジャイアントキリング(giant killing)
意味:格上の強豪チームを、格下のチームが倒すこと。番狂わせ、アップセットの意味。
例文:「無名のクラブが王者を破るジャイアントキリングが起こった。」
補足:日本の天皇杯やイングランドのFAカップのように、プロとアマが同じ舞台で戦う大会では特に起こりやすい。
💡天皇杯のジャイアントキリング関連記事はこちら↓

🔤 シュート(shoot)
意味: ゴールを狙ってボールを蹴るプレー。サッカーの得点方法そのもの!
例文: 「ナイスシュート!翼君のシュートがゴールネットを突き破った!」
補足: 得点を狙うプレーに対する意味で使われます。

🔤 ジョグ(jog)
意味: ゆっくりと走ること。アップやクールダウンの基本。
例文: 「ウォーミングアップで軽くジョグしてたね」
補足: マラソンの“ジョギング”と同じ意味です。
🔤 ジョホールバルの歓喜(joy of johor bahru)
意味:1997年、マレーシア・ジョホールバルで行われたフランスW杯アジア最終予選プレーオフで、日本がイランを破り、悲願のW杯初出場を決めた出来事のこと。
例文:「日本が初めてW杯出場を決め、ジョホールバルの歓喜がうまれた。」
補足:決勝ゴールで延長後半、野人・岡野雅行が決めるまでに幾多のドラマがありました。
🔤 スコアレスドロー(scoreless draw)
意味:両チームとも得点が入らず、0-0の引き分けで試合が終了すること。
例文:「両チームの守備が堅く、スコアレスドローに終わった。」
補足:[ドロー」は引き分けの意味です。
🔤 スパイク(spike / football boots)
意味:サッカーやその他のスポーツで履く、靴底に突起(スタッド)が付いたシューズ。芝生や土の上で滑りにくくするためのものです。
例文: 「新しいスパイクを買って試合に臨んだ。」
補足: スタッドの形状や素材は、天然芝・人工芝・土などのピッチに合わせて選びます。サッカーシューズと同じ意味合いです。
🔤 スルーパス(through pass)
意味:相手ディフェンスラインの間や裏のスペースに通す、決定的なパスのこと。味方選手が走り込んで受けられるように出します。
例文:「絶妙なスルーパスでFWを裏に走らせた。」
補足:精度やタイミングが重要で、出し手と受け手の意思疎通が必要です。
🔤 スローイン(throw-in)
意味: ボールがタッチラインを出たとき、相手ボールにならないよう両手で投げ入れる再開方法。両足をつけて、両手で頭上から投げるのがルール。
例文: 「ちゃんと両足が地面についてて、正しいスローインだったね!」
補足:💡スローインのルールや戦術まで動画やクイズで楽しく解説↓


🔤 セービング(saving)
意味: ゴールキーパーがシュートを止めるプレー。
例文: 「神セーブ!あのセービングは本当にすごかった!」
補足:セービングの後は受け身を取ることが必要です。

🔤 セカンドボール(second ball)
意味: ロングボールやクリア後など、“こぼれてきたボール”のこと。
これを拾えるかどうかが試合の流れを左右する。
例文: 「セカンドボールを取れてるから、試合の主導権を握ってるね!」
補足: 争いが生じやすく、フィジカル勝負になりがち。
🔤 セットプレー(set play)
意味: フリーキック・コーナーキック・スローインなど、試合が止まったあと再開されるプレーのこと。
例文: 「セットプレーのチャンスでゴールを決めた!」
補足: チーム練習でも重点的に取り組まれる重要プレー。
🔤 セレクション(selection)
意味:クラブや代表チームが、入団・加入する選手を選ぶために実施する選考会やテストのこと。
例文:「ジュニアユースのセレクションに合格した。」
補足:日本では、特にジュニアユースやユース年代で広く行われます。
🔤 センターバック(center back)
意味: 守備の中心となるポジション(DFの中央)。CBと表記します。
例文: 「センターバックが安定してると安心して試合が見られるね」
補足:1対1の強さ、空中戦、カバー力などが求められます。

🔤 センタリング(Centering)
意味:サイドからゴール前に向けてボールを送るパスのこと。
例文:「右サイドからのセンタリングにFWが頭で合わせた。」
補足:日本独自の呼び方で、英語では「cross(クロス)」が一般的です。
🔤 ゾーンディフェンス(zone defense)
意味:守備の際に、自分が担当するエリア(ゾーン)を守り、そこに入ってきた相手に対応する守り方のこと。
例文:「このチームはゾーンディフェンスで中央のスペースを消している。」
補足:マンツーマンディフェンスと対比される守備戦術で、近代サッカーではほとんどのチームがこの形を基本にしています。
🔤 ゾーンプレス(zone press)
意味:ゾーンディフェンスをベースにしつつ、相手がボールを持ったエリア(ゾーン)に対して素早くプレッシャーをかけてボールを奪いにいく戦術のこと。
例文:「ゾーンプレスがハマり、相手のビルドアップを封じた。」
補足:現代ではハイプレスやゲーゲンプレスにも通じる考え方です。
🔤 ソックス(ストッキング)(socks)
意味: すね当て(レガース)を入れる長いサッカー用靴下。
ユニフォームの一部として着用必須。
例文: 「ソックスの中にすね当て入ってる?試合では必要だよ!」
補足:すぐ穴が空いてしまう消耗品。
タ行のサッカー用語まとめ
🔤 ダービーマッチ(derby match)
意味: 同じ地域や都市、近隣に本拠地を置くクラブ同士が対戦する試合のこと。
例文:「今週末は伝統のダービーマッチが行われるよ!」
補足:地域のプライドや因縁がかかった特別な一戦で、通常の試合以上に激しい戦いになることが多いです。
🔤 ターン(turn)
意味: ボールを受けた後や相手のマークを外す時などに、身体やボールの向きをくるっと変えて反転する動き。攻撃に転じる時に重要。
例文: 「ナイスターンで相手をかわした!」
補足:コーチングでターンができるよという意味合いでも使われます。
🔤 体幹トレーニング(core training)
意味:お腹・背中・骨盤まわりなど体幹(コア)の筋肉を鍛えるトレーニングのこと。
例文:「オフシーズンに体幹トレーニングを取り入れてフィジカルを強化した。」
補足:姿勢やバランスを安定させ、パフォーマンス向上やケガ予防につながります。
🔤 ダイレクトプレー(direct play)
意味: ボールを止めずに、ワンタッチで次のプレー(パス・シュート)をすること。素早い展開を生む重要な技術。
例文: 「ダイレクトプレーでつないでリズムよく攻撃できてるね!」
補足: 動きの速いボールを扱うプレーなので高い技術力を必要とします。
🔤 タックル(tackle)
意味: 相手からボールを奪おうとする守備のプレー。
足や肩などを使ってボール又は体にアプローチしますが、危険なタックルは反則になります。
例文: 「次藤くんのタックル、しっかりボールを狙っててクリーンだった!」
補足:
・正しいタックルは技術とタイミングが重要です。
・スライディングタックルやショルダータックルもあります。
・ショルダータックルはチャージと似たような意味合いです。


🔤 タッチライン(touchline)
意味:サッカーのフィールドの長辺(左右)の境界線のこと。
例文:「ボールがタッチラインを越えたので、スローインだね!」
補足:「サイドライン」と呼ばれることもあります。

🔤 ダブルタッチ(double touch)
意味:ボールを左右の足、または片足のインサイドとアウトサイドで素早く2回タッチし、相手をかわすドリブル技のこと。
例文:「華麗なダブルタッチで相手ディフェンダーを抜き去った。」
補足:シンプルだが効果的で、狭いスペースやスピードに乗った状態でも使いやすいです。
🔤 チャージ(charge)
意味: 体を使って相手と接触しながらボールを奪うプレー。
ルール内での肩や体のぶつかり合いのこと。
例文: 「フィジカル強い選手同士のチャージは迫力あるね!」
補足:ボールを保持している相手に対して行うプレーです。
🔤 チャンスメイク(chance make)
意味: ゴールに直結するような“得点チャンスを作るプレー”。
例文: 「三杉くんのパスで完璧にチャンスメイクできたね!」
補足:ドリブル、パス、ポジショニングなどが含まれます。
🔤 直接フリーキック(direct free kick)
意味: 相手の反則によって得られるセットプレーの一種で、キックが直接ゴールに入れば得点が認められるフリーキックのこと。
例文: 「ゴール正面で直接フリーキックのチャンス!」
補足:💡直接フリーキックと間接フリーキックの違いを詳しく解説↓


🔤 ディフェンス(defense)
意味: 相手の攻撃を防ぐこと全般。個人の守備・チーム全体の守りのことも含みます。
例文: 「いいディフェンスでゴールを守った!」
補足: DF(ディフェンダー)というポジション名でも使われます。

図のポジション配置だと主にGKとDFがディフェンスと言います
🔤 ディレイ(delay)
意味: 守備側の選手が相手の攻撃を“遅らせる”プレーのこと。
例文: 「あそこで突っ込まずにディレイして、味方の戻りを待ったのが大きい」
補足: ディレイの目的は時間を稼ぎ、味方の守備陣形を整えることです。
🔤 テクニカルエリア(technical area)
意味:試合中に監督やコーチングスタッフが立って指示を出せる、ベンチ前の決められた区域のこと。
例文:「監督はテクニカルエリアの端まで出て選手に指示を送った。」
補足:ピッチの両サイドのベンチ前に、線で示されたエリアが設けられています。
🔤 デュエル(duel)
意味: サッカーで使われる「1対1の競り合い・対人勝負」のこと。
例文: 「あの選手はデュエルが強く、1対1ではなかなか負けないね!」
補足: フィジカルの強さ・スピード・読みなど総合力が試される場面です。
日本人でデュエルが強いのは
遠藤航(リヴァプール)
佐野海舟(マインツ)
堂安律(フライブルク)
久保建英(レアル・ソシエダ)
などが挙げられます。
🔤 トータルフットボール(total football)
意味:すべてのフィールドプレーヤーが状況に応じて自由にポジションを入れ替えながら、攻守にわたって全員で機能する戦術思想のこと。
例文:「オランダ代表のトータルフットボールが世界を驚かせた。」
補足:1970年代のオランダ代表が使用した選手が流動的に動き、誰かが空けたスペースを別の選手が埋め高い技術、運動量、戦術理解が必要とされていました。
🔤 ドーハの悲劇(the tragedy of doha)
意味:1993年、カタール・ドーハで行われたW杯アジア最終予選で、日本代表がイラク代表相手にロスタイムに同点ゴールを許し、初のW杯出場を逃した出来事の総称。
例文:「ドーハの悲劇を乗り越えて、日本サッカーは強くなった。」
補足:日本サッカーの成長の原点、悔しさを象徴する言葉として語り継がれています。
Dogso判定VARの裏側動画
🔤 トーキック(Toe Kick)(トウキック)(トゥキック)
意味:足のつま先(toe)でボールを蹴るキックのこと。
例文:「ゴール前の混戦で素早くトゥーキックで押し込んだ。」
補足:特にゴール前の混戦やクリア、相手よりも少しでも早くボールに触りたいとき、フットサルなどでよく使われます。
🔤 ドグソ(dogso)
意味: Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity(明らかな得点機会の阻止)の略称で、サッカーにおける一発退場の対象となる重大な反則のひとつ。
例文: 「さっきのプレー、ドグソで一発退場になったね!」
補足: 試合の流れを左右する重要なプレーの判定基準です。
🔤 トップ(top)
意味:フォワード(FW)の中でも、最前線に位置するストライカーのポジションのこと。ゴールを決めることが主な役割。
例文:「チームのトップが決定的なゴールを決めた。」
補足:1人の場合は「ワントップ」、2人なら「ツートップ」と呼ばれます。
🔤 トップ下(attacking midfielder)
意味:フォワードのすぐ後ろに位置し、攻撃の組み立てやチャンスの演出、得点に絡む役割を担うポジションのこと。
例文:「トップ下の選手がスルーパスで決定機を作った。」
補足:日本独特の呼び方で、英語では Attacking Midfielder もしくは Number 10 と呼ばれます。
🔤 トライアングル(triangle)
意味: パスを回しやすい“三角形”の関係を意識したポジショニング。
例文: 「トライアングルができてると、相手にボールを取られにくいよね」
補足:味方同士の距離感・サポートの基本です。
🔤 トラップ(trap)
意味: 相手からのボールを自分の足や体でコントロールして止めるプレー。
- インサイドトラップ: 足の内側で止める
- アウトサイドトラップ: 足の外側で止める
例文: 「トラップが丁寧だから次のプレーがしやすいね!」
補足: 小学生の練習でも最初に教わる技術の1つ。
💡トラップを制する者が試合を制す!サッカーのトラップ詳細記事はこちら↓


🔤 トランジション(transition)
意味: 守備から攻撃、攻撃から守備に「切り替える瞬間」。
スピーディーな切り替えが現代サッカーの鍵です。
例文: 「攻守のトランジションが速いチームは強い!」
補足: 小学生では難しい概念なので“切り替え”という言葉でOK。
🔤 トリックプレー(trick play)
意味: 相手をだますための意表を突いたプレーのこと。
フェイントや隠し玉のような戦術的な動きで、守備を崩す狙いがある。
例文:入念に準備したトリックプレーが見事にハマった!
補足: セットプレー(コーナーキックやフリーキック)で使われます。
回のコーナーキックに凝縮された戦術プレー
🔤 ドリブラー(dribbler)
意味:ドリブルを得意とし、相手をかわしながらボールを運べる選手のこと。
例文:「チームのドリブラーがサイドを突破してチャンスを作った。」
補足:スピード系、テクニック系、パワー系などスタイルもさまざまです。
🔤 ドリブル(dribble)
意味:ボールを足で細かくコントロールしながら、相手をかわしたり、前進したりする技術。ボールを運ぶ動作です。
例文:「凄い!3人のディフェンダーをドリブルで抜いてシュートした!」
補足:判断力・視野・ボディバランスも必要です。
💡ドリブルの基礎知識、練習方などまとめた解説記事はこちら↓


🔤 トレーニングシューズ(training shoes)
意味:主に練習やフットサル、硬い地面(人工芝や土)でのプレー用に作られた、スパイクよりもスタッド(突起)が短く、グリップ力を調整したシューズのこと。
例文:「硬めの地面でのグラウンドではトレーニングシューズが最適だ。」
補足:「トレシュー」と略して呼ばれることも多いです。
🔤 トレーニングマッチ(training match)
意味:公式戦ではなく、練習の一環として行う試合形式の練習試合のこと。
例文:「週末に他校とトレーニングマッチを行った。」
補足:日本では「練習試合」「TM」とも呼ばれます。
🔤 トレセン(training center)
意味:日本サッカー協会(JFA)が行う「ナショナルトレーニングセンター制度」の略称で、各地域で選抜された優秀な選手が集まりトレーニングを行う制度・活動。
例文:「トレセンに選ばれた選手は、将来の代表候補として期待される。」
補足:市区町村、都道府県、地域、ナショナル(全国)と段階があり、上に行くほどレベルが高くなります。
🔤 ドロップキック(drop kick)
意味:ゴールキーパーが、手からボールを落とし、地面にワンバウンドさせて蹴るキックのこと。
例文:「GKが正確なドロップキックでカウンターの起点を作った。」
補足:主に大きく前線にボールを送るために使われます。
🔤 ドロップボール(dropped ball)
意味:試合中に偶発的な理由でプレーが止まった際、審判がボールを地面に落として試合を再開する方法のこと。
例文:「負傷者が出てプレーが止まり、ドロップボールで試合が再開された。」
補足:審判の笛で試合が止まったが、どちらのチームにも責任がない場合に用いられます。
ナ行のサッカー用語まとめ
🔤 ナンバー(number)
意味: ユニフォームの背番号のこと。
選手のポジションや役割、個性を象徴する番号としても使われます。
例文: 「背番号10はチームのエースなんだって!」
補足:
- 背番号には伝統があります(例:10=エース、1=GK、7=攻撃の中心 など)。
- 子どもたちの大会でも、番号にこだわりを持つ子は多いです。
🔤 ニアサイド(near side)
意味: ボールを蹴る選手から「近い側のゴールのポスト(柱)付近」。
主にシュートやクロスの説明で登場。
例文: 「ニアサイドを狙ったシュートが決まったね!」
補足:
- 反対語は「ファーサイド(遠い側)」。
- GKのポジショニングにも影響します

ボールの位置が逆サイドになるとニアとファーの位置も逆になります。
🔤 ニアポスト(near post)
意味: ニアサイドにあるゴールポストそのものを指す言葉。
クロス対応時やCKの守備位置でも使われます。
例文: 「ニアポストをDFがしっかり守ってたから失点を防げたね」
補足:反対語は「ファーポスト(遠いポスト)」

ボールの位置が逆サイドになるとニアとファーの位置も逆になります。
🔤 ノートラップ(no trap)
意味:ボールをトラップ(止める動作)せず、いきなり次のプレー(パス、シュートなど)に移る技術のこと。
例文:「味方からのパスをノートラップでシュートしたよ!」
補足:素早いプレーで相手の守備を崩す際に有効。ワンタッチプレーとも近い意味合い。
🔤 ノールックパス(no-look pass)
意味: 見ていない方向にパスを出す、高度なテクニック。
相手をだますために使われ、観ていても華やかなプレーです。
例文: 「今のノールックパス、かっこよかったね!」
補足:
- 実際には視野の広さと状況判断が必要。
- 小学生には難しいが、真似したくなるプレー。
ハ行のサッカー用語まとめ
🔤 ハーフタイム(half time)
意味: 前半と後半の間にある休憩時間。5分~15分程度。
例文: 「ハーフタイムで監督から指示が出て、後半に修正できたね」
補足:Jリーグでは15分のハーフタイムがあります。
🔤 バイタルエリア(vital area)
意味: ペナルティエリアの手前付近で、攻撃の起点となる重要なスペース。
得点につながるパスやプレーが多く出る場所。
例文: 「バイタルエリアを支配するとチャンスが増える!」
補足: 観戦時に「バイタルを使え!」という解説者の声が出やすい。
DFラインが動くことでバイタルエリアの位置も変わってきます。

🔤 ハイプレス(high press)
意味: 相手の陣地で早い段階からボールを奪いに行く守備戦術。
攻撃的な守備スタイル。
例文: 「ハイプレスで相手のビルドアップを止めてるね!」
補足: 試合を観る上での“守備の仕組み”を理解するキーワード。
🔤 パス(pass)
意味: ボールを味方に渡すプレー。基本中の基本!
例文: 「しっかり味方を見てパスできてたね!」
補足:
- インサイドパス、スルーパス、ロングパスなど種類も豊富。
- 子どもの試合では「声を出してパス!」とよく聞きます。
🔤 ハットトリック(hat trick)
意味: 1試合で1人の選手が3点以上ゴールを決めること。
例文: 「日向くん、ハットトリック達成!すごい!」
補足:1人で6点以上はダブルハットトリックと言います。
🔤 ハンド(hand)
意味:試合中に、腕や手でボールに触れる反則のこと。
ペナルティエリア内で守備側がハンドすると、相手にペナルティキックが与えられる。
例文:シュートを止めようとして手に当たってしまい、ハンドの判定を取られた。
補足:
・意図的かどうか、腕の位置が不自然かどうかが判断基準になる。
・偶然当たった場合や、体に密着した腕に当たった場合は反則にならないこともある。
・正式には「ハンドボール(handball)」という。

🔤 ビブス(bib / training vest)
意味:練習やウォーミングアップ時に、チーム分けや識別のために着用する、袖なしのベスト状のウェアのこと。
例文:「練習ではビブスを着けてチームに分かれたよ。」
補足:薄手のメッシュ素材で、ユニフォームの上から簡単に着脱できます。
🔤 ビルドアップ(build-up)
意味: 自陣から丁寧にパスをつなぎながら攻撃を組み立てていくプレー全体のこと。
例文: 「このチームはCBを使ったビルドアップが上手いね」
補足: 後ろからパスをつなぎながら、相手守備を崩す・引き出すのが目的です。
🔤 ファンタジスタ(Fantasisuta)
意味:創造性あふれるプレーで観客を魅了する、華のあるテクニシャンのこと。特に予想外のアイデアや美しいプレーでチームに貢献する選手を指します。
例文:独創的なパスとドリブルで試合を支配する彼はファンタジスタだ。
補足:もともとイタリア語で「空想家」という意味です。
🔤 フィード(feed)
意味: GKやDFから前線へボールを大きく送ること。主にロングパス。
例文: 「キーパーのフィードがそのままチャンスになった!」
補足:ロングフィードで1本で劇的に状況が変わることがあります。
🔤 フィールド(field)
意味:サッカーの試合が行われるピッチ(競技場)のこと。プレーエリア全体を指します。
例文:「選手たちはフィールドに散らばり、それぞれのポジションについた。」
補足:「ピッチ(Pitch)」と同じ意味で使われることが多いが、英語では「Field」はより一般的で、「Pitch」はイギリス英語寄りの表現。
💡サッカーの競技規則第1条「競技のフィールド」解説記事はこちら↓

🔤 FIFA(フランス語:Fédération Internationale de Football Association)
意味:世界のサッカー、フットサル、ビーチサッカーを統括する国際組織のこと。各国のサッカー協会を加盟団体として束ねワールドカップなどを主催する。
例文:「FIFAの規定に基づいて試合が行われる。」
補足:「FIFAランキング」は各国代表チームの強さを示す目安としても有名です。
🔤 VAR(Video Assistant Referee)(ブイエーアール)
意味: 試合中の重大な判定ミスを防ぐために導入されたビデオ判定制度のこと。
例文: 「VARのチェックが入って、PK判定が取り消されたね!」
補足: 主審の判定を覆すものではなく助言を行うサポート役です。(最終的な判断権限は主審にあります)
【貴重映像】VAR判定のやり取り動画
🔤 フィニッシュ(finish)
意味: 攻撃の最後、シュートで終わる場面。
「決定力」や「得点力」という意味でも使われます。
例文: 「いい形だったけど、最後のフィニッシュが弱かったね」
補足:シュートで終わることが良い攻撃のリズムを生み出します。
🔤 フェイント(feint)
意味:相手をだまして逆方向へ動かせるように見せかける動作のこと。
例文:「巧みなフェイントでディフェンダーをかわしたね!」
補足:フェイントを成功させるためにはタイミングやスピードの緩急が重要です。
🔤 フォーメーション(formation)
意味:チーム全体の選手の配置や並び方のこと。
例文:「監督は試合途中にフォーメーションを4-4-2から3-5-2に変更したね!」
補足:フォーメーションは「守備重視」や「攻撃重視」など、戦術の意図を反映します。
🔤 フリーラン(free run)
意味: ボールを持っていない時に、スペースに動いてパスをもらう準備をする動き。
例文: 「フリーランしてるから、いつでもパスを受けられるね!」
補足:フリーランが効果的に行われると、相手の守備が崩れやすくなります。
🔤 プレス(press)
意味:相手がボールを持った際に、素早く寄せて自由にプレーさせないようにする守備のアクションのこと。
例文: 「前線から激しいプレスをかけてボールを奪いにいく。」
補足:目的は、ボールを奪う、パスコースを限定する、ミスを誘うなどです。
🔤 プレッシャー(pressure)
意味: 相手に自由にプレーさせないように近づいてプレッシャーをかける動き。
例文: 「すぐ寄せてプレッシャーかけたから、ミスを誘えたね!」
補足:チャージと似たような使い方になります。
赤い部分がペナルティエリアです。
🔤 ブロック(block)
意味:
①【守備ブロック】:守備のラインをそろえて、守る形を作ること。
②【シュートブロック】:相手のシュートを体で防ぐプレー。
例文: 「守備のブロックがしっかりしてて、なかなか崩されない」
補足:石崎くんの顔面ブロックもその1種です(笑)
🔤 ペナルティエリア(penalty area)
意味: ゴール前にある四角いエリア。GKが手を使える範囲でもあり、ファウルがあればPKが与えられる重要な場所。
例文: 「ペナルティエリア内では無理なタックルに注意!」
補足: 通称「ペナ」「ペナルティボックス」とも。

🔤 ペナルティキック(penalty kick)
意味:相手の重大な反則によって与えられる、ペナルティエリア内のペナルティスポットからの蹴れるキック。略してPKとも呼ばれます。
ゴールキーパーと1対1でシュートを打てるため、得点の大きなチャンスになる。
例文:ペナルティエリア内でファウルを受けてペナルティキックを獲得した。
補足:PK戦では、試合の勝敗を決めるために交互に蹴り合う。
💡ペナルティキックの基本や極意まで徹底解説!↓

🔤 ボランチ(volante)
意味: 中盤の守備的ポジション。アンカーに近いが、攻守のつなぎ役としても活躍するポジション。
例文: 「今日のボランチ、攻守にバランスよく効いてた!」
補足:ポルトガル語の「舵取り」が語源とされています。
🔤 ポリバレント(polyvalent)
意味: 複数のポジションや役割をこなせる万能型選手のこと。ユーティリティプレイヤーと同じ意味合いで、名将オシムが日本で広めた言葉です。
例文: 「うちのチームはポリバレントな選手が多く、戦術の幅が広いね!」
補足:複数ポジションをやったことがあるではなく、複数ポジションでも一定以上のパフォーマンスを発揮できるかが重要です。
マ行のサッカー用語まとめ
🔤 マーク(mark)(マーキング)
意味: 相手選手につきまとい、自由に動かせないようにする守備の基本。
例文: 「しっかりマークについてたから、相手はパス出せなかったね!」
補足:
- 「マンツーマンマーク」と「ゾーンマーク」に分類されます。
- 小学生年代では“誰を見るか”がとても大事です。

🔤 マイアミの奇跡(miracle of miami)
意味:1996年アトランタ五輪のサッカー競技で、日本代表が優勝候補のブラジル代表を1-0で破った歴史的勝利のこと。
例文:「マイアミの奇跡は、日本サッカーが世界に近づいた証だった。」
補足:試合内容では圧倒されながらも、粘り強い守備とカウンターで勝利し、日本サッカーの国際的評価が高まった試合でもありました。
🔤 マイボール(my ball)
意味: 「自分たちのボール(=自チームのボール)」の意味。
例文: 「マイボール!スローインはこっち!」
補足:タッチラインを出た時など、どちらのボールか迷う時によく使います。
🔤 マッチアップ(match-up)
意味:試合中に特定の相手選手と直接対峙する状況や、その組み合わせのこと。
例文:「左サイドで相手のウイングとマッチアップし、何度も止めたよ!」
補足:サイドバックとウイング、センターバックとセンターフォワードなど、ポジションごとに典型的なマッチアップがあります。
🔤 マネジメント(management)
意味: 試合や選手のコンディション、時間、戦術などを“管理”すること。
監督・コーチがチーム全体をコントロールするために使う言葉です。
例文: 「後半はリードを守る試合マネジメントが光ったね!」
補足: 子ども向けには「落ち着いてプレーする力」や「試合運び」と言い換えてもOK。
🔤 マルセイユルーレット(marseille roulette)
意味:足の裏を使ってボールを回転させながら身体ごと回転して相手をかわすドリブル技のこと。
例文:「華麗なマルセイユルーレットで相手を置き去りにした。」
補足: 別名「ルーレット」や「スピンムーブ」とも呼ばれる。フランスのジダンが得意としたことで有名になりました。
🔤 ミート(meet)
意味: ボールと足(体)がうまく“芯に当たる”こと。
例文: 「今のはボールにちゃんとミートできてなかったから、力が出なかった」
補足:シュートやパスの際に「しっかりミートする」ことが大切です。
🔤 ミスコントロール(miscontrol)
意味: ボールを受け損ねたり、止めそこなったりすること。
トラップミスも含まれます。
例文: 「もったいない!ミスコントロールで相手ボールになっちゃった」
補足:単純にミスと言うこともあります。
🔤 ミスジャッジ(misjudge)
意味: 審判の判定ミス、または判断ミスのこと。
ただし、試合中に選手が抗議しすぎるのはNG。
例文: 「ちょっと今のはミスジャッジっぽかったけど、プレーを止めないで偉かった!」
補足:近年ではミスジャッジ対策としてVARが導入されています
🔤 ミドルシュート(middle shoot)
意味: ペナルティエリアの外側から狙う、少し遠めのシュート。
例文: 「新田くんのミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった!」
補足: GKの位置やタイミングを見て、積極的行う攻撃になります。

🔤 ミラーゲーム(mirror game)
意味:両チームが全く同じフォーメーションや戦術を採用して対戦する試合のこと。
例文:「両チームが4-3-3のミラーゲームを展開し、中盤の争いが激しかった!」
補足:ミラーゲームでは、マッチアップが明確になりやすいです。
🔤 ムービング(moving)
意味: パスをもらうために動くこと。
例文: 「ムービングが良くなったから、パスがつながってきた!」
補足: 小学生では「止まらず動こう!」という声かけで伝えると◎。
🔤 メンタル(mental)
意味: 心の状態・精神面。試合中の集中力やプレッシャーへの強さを表します。
例文: 「今日は最後までメンタルが切れずにがんばれた!」
補足:メンタル=「気持ち」の部分で負けないことが良いプレーに繋がります。
🔤 モビリティ(mobility)
意味: 選手やチーム全体が“流動的に動く力”。
ポジションに縛られず動ける柔軟さも意味します。
例文: 「モビリティが高いチームは相手に読まれにくいね」
補足: 上級者向けの戦術ワードですが、近年は育成年代でも注目されつつあります。
ヤ行のサッカー用語まとめ
🔤 ユーティリティプレイヤー(utility player)
意味: 複数のポジションをこなせる万能型の選手。
DFもMFもできる、攻撃と守備どちらもバランスよくプレーできる選手など。
例文:
「〇〇くんはユーティリティプレイヤーだから、いろんな場面で頼りにされてるね!」
補足:
- プロではチーム編成に欠かせない存在。
- 子どもたちの育成年代では、1つのポジションにこだわらず複数経験することが大切です。
🔤 ユニフォーム(uniform / kit)
意味:チームを象徴する、統一されたデザインの試合用ウェアのこと。シャツ・パンツ・ソックスのセットを指す。
例文:「新しいユニフォームで今シーズンの初戦に臨んだ。」
補足:FP、GKともにホーム用・アウェー用が用意されます。
🔤 読み(よみ)
意味: 相手の動きやパスコースなどを予測すること。
守備やインターセプト(パスカット)において特に重要な要素。
例文:
「今のパスカットは完全に読みが当たってたね!」
補足:
- 「反応」ではなく「予測力」が高い選手を指して使われます。
- 試合をよく観てプレーする習慣が読みを育てます。
🔤 横パス(よこパス)
意味: 横方向に出すパスのこと。
状況を整理するための“つなぎ”にも、崩しにも使われます。
例文:
「横パスから逆サイドに展開できたのが良かったね!」
補足:
- 連続で横パスばかりになると“消極的”と言われることも。
- サイドチェンジや縦パスと組み合わせて使うのが理想的。
ラ行のサッカー用語まとめ
🔤 ライン(line)
意味: サッカーにおける「線」や「陣形」を指す言葉。
文脈により、以下のように意味が変わります:
- ディフェンスライン: 守備陣の最終ライン
- オフサイドライン: 最も後ろのDFが作るラインで相手がそこを越えていたらオフサイドになりえる位置になる
- タッチライン/ゴールライン: ピッチの外枠となる線
例文:「ディフェンスラインを高く保ってオフサイドを狙ってたね」
補足:ラインを上げろ=ディフェンスラインを押し上げるという意味です。
🔤 ラインコントロール(line control)
意味:ディフェンスラインの位置やタイミングを全員で揃えて調整し、相手の攻撃に対応する守備の戦術のこと。。
オフサイドトラップやスペースの管理も含まれる重要な技術。
例文:「相手に裏を取られないように、素早いラインコントロールが必要だね!」
補足:主にディフェンス陣が行うもので、センターバックがリーダーとなり指示を出すことが多いです。
🔤 ラボーナ(rabona)
意味:軸足の後ろから蹴り足を回してボールを蹴るテクニックのこと。
例文:「彼はラボーナでセンタリングを上げ、スタンドを沸かせた。」
補足:タイミングやバランス感覚が重要です。
🔤 リスタート(restart)
意味: 試合が止まったあとに再開するプレーのこと。
スローイン、フリーキック、コーナーキック、ゴールキックなどが含まれます。
例文:「リスタートを早くしたから、相手の守備が間に合ってなかったね」
補足:
- 試合展開を左右する重要なプレー。
- 小学生でも“素早いリスタート”は指導される場面が増えています。
🔤 リベロ(libero)
意味: 主に守備的ポジションで、自由に動きながら守備のカバーやゲームの組み立てを行う選手のこと。
例文:「あの選手はリベロとしての判断力とビルドアップ力が優れているね!」
補足:状況に応じて攻撃にも参加する自由度の高いポジションです。
🔤 ルーズボール(loose ball)
意味: どちらのチームにも支配されていない“こぼれ球”。
例文:「ルーズボールを拾えてるから、試合の流れが良いね!」
補足:セカンドボールと似た意味で使われます。
🔤 ループシュート(loop shoot)
意味: ゴールキーパーの頭上を越えるように“ふわっと浮かせる”シュート。
例文:「GKの前に出たタイミングでループシュートはナイス判断!」
補足:テクニカルで観ていて華のあるプレー。「チップキック」と呼ぶ場合もあります。

🔤 レガース(shin guards)
意味:すね(脛)を守るために着用する防具のこと。相手のタックルや接触から脚を守ります。
例文:「レガースを忘れてしまい、試合に出られなかった。」
補足:シンガードやすね当てとも呼びます。
🔤 レッドカード(red card)
意味:審判が選手に対して退場を命じる際に提示する赤いカード。
重大な反則や暴力行為などに対する処分で、提示された選手はピッチから退場しなければならず、その試合の残り時間をプレーできない。
例文:相手選手を後ろから倒してしまい、レッドカードを受けて退場になった。
補足:
・一発レッドカード(即退場)と、イエローカード2枚の累積による退場がある。
・レッドカードを受けた場合、次の試合も出場停止になることが多い。
・退場後はチームが人数的に不利になるため、重大な影響がある。

🔤 レフェリー(referee)
意味: 主審のこと。試合を管理する審判員。
例文:
「今日のレフェリーは流れをよく見てたね」
補足:
- 主審1人+副審(アシスタントレフリー)2人が基本構成です。
- 試合中に判定へ過剰な抗議をしないよう、保護者としても理解しておきたい存在です。
💡サッカーの反則、処罰などの基礎知識解説記事はこちら↓

🔤 ローテーション(rotation)
意味: 選手のポジションや役割を試合中に柔軟に変えること。
また、日程の多いプロチームでは、選手を入れ替えて戦うことも指します。
例文:
「ポジションのローテーションがうまくて、相手が混乱してた」
補足:子どもの試合では「いろんなポジションを経験する」ことに近い意味でも使われます。
🔤 ロングボール(long ball)
意味: ゴールキックやDFから、長い距離を飛ばすボール。
攻撃を一気に前に進める戦術的な選択肢の一つ。
例文:
「ロングボールにFWが抜け出してチャンスに!」
補足:
ワ行のサッカー用語まとめ
🔤 ワークレート(work rate)
意味: 運動量・走り続ける力・チームへの貢献度のこと。
守備でも攻撃でも、どれだけハードワークするかの指標。
例文:
「今日の滝くん、ワークレートが高くてずっと走ってた!」
補足:
- 目立たないけど重要な選手に使われることが多いです。
- 子どもにも「よく走って頑張ったね!」と褒めるときに使えます。
🔤 ワイド(wide)
意味: サイド(ピッチの横幅)を広く使うこと、またはサイドに位置取るプレー。「ワイドに開く」=外側でプレーすることを意味します。
例文:「ワイドに展開して相手の守備を広げた!」
補足:
- サイド攻撃やポゼッション重視のチームで重要な動き方。
- 「ピッチを広く使おう」と伝えるのと同じニュアンス。
🔤 ワンツー(one-two)
意味: 1人目がパス → 受けた味方がすぐリターン → そのまま走り込んでボールを受ける連携プレー。
通称:壁パスとも呼ばれます。
例文:「きれいなワンツーでディフェンスを突破したね!」
補足:
- 少年サッカーでも非常によく使われる連携技術。
- 相手の間を素早く抜けるため、判断スピードも重要

🔤 ワントップ(One Top)
意味:フォーメーションで最前線に1人のストライカーを配置する戦術。トップ(CF)が1人で前線に立ち、周囲の選手がサポートする形です。
例文:「このチームはワントップに高さのある選手を置いてロングボールを狙うね!」
補足:4-5-1や3-6-1のようなシステムで採用されることが多い。ワントップの選手には、ポストプレー、裏への抜け出し、得点力など多様な役割が求められます。
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